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35歳以上になると血栓症の発症率が急増

 

血栓症とはその字の通り、血管が血栓によって詰まってしまうことです。では、血栓とは何かというと、簡単に言えば血の塊のことです。

 

血の塊と言えばかさぶたを想像するかもしれませんが、血栓が皮膚の外に表れるとかさぶたとなり、止血作用を行います。

 

これと同じことが血管内でも起こっており、主に血液の壁が損傷すると血栓が止血のために生成されます。損傷が治癒すると血栓は消えるのですが、血液中の様々な成分のバランスが崩れていると、この血栓が溶解されないのです。

 

すると困ったことが起きます。血管が線溶作用によって溶解されないと血管が血栓で詰まってしまい、臓器に血流が流れなくなってしまいます。その結果、末梢臓器の細胞が死んでしまうことを梗塞と言います。血栓が詰まる場所によって、脳梗塞や心筋梗塞と名前が付けられます。飛行機に乗っている際に長時間同じ姿勢でいることから起こるエコノミー症候群も深部静脈血栓症という血栓症の一つです。

 

血栓症は35歳以上になると発症者が急増する病気なので、35歳以上になったら特に注意が必要です。

 

日本人の死因として、第1位になっているのは癌ですが、それに続く第2位は心筋梗塞などの心疾患、第3位は脳梗塞などの脳血管疾患となっています。

 

日本人の約3割はこのような梗塞、つまり血管が詰まって破裂することが原因で死亡しているのです。よって、血栓症の予防に努めることは、多くの日本人の長寿につながる大きな要因となります。

 

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