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血栓症による死亡者はどの季節に一番多いのか

血栓症による死亡者は、冬である1月が最も多くなっています。

 

冬の寒い期間には血管が収縮し、そこに血栓が多くあると余計に血管が詰まりやすくなり、その結果、血管壁への圧力が高くなって破裂してしまうということは容易に想像出来ます。

 

気温が低くなる1月を中心に、冬の間は特に血栓症対策に取り組むことが大切です。

 

冬に血栓症が多く見られることは予想が出来ることですが、最近の調査では、夏の気温が上昇する時期にも血栓症が生じやすくなることがわかっています。

 

夏の特に気温が高い時期には、発汗による脱水が起こるので、血液濃度が高くなり、血液がドロドロになることから血栓症が発症しやすくなっています。

 

気温が血栓症の死亡率にもたらす影響を調べた結果によると、血栓症が原因となって導き出される心筋梗塞や脳梗塞の患者は、気温が26度〜28度の間は死亡率が最も低くなりますが、65歳以上の高齢者の場合は、気温が30度を超えると死亡率が急に上昇します。よって、気温が30度を超えると、高齢者になるほど血栓症に注意する必要があります。

 

血栓症は心筋梗塞や脳梗塞という病気の中だけではなく、熱中症の中にも見られます。熱中症によく見られる症状として、めまいや頭痛、冷や汗、吐き気、倦怠感、失神などがありますが、血栓症の場合でも同じ症状が見られます。

 

よって、熱中症と同じように暑さが厳しくなる夏には血栓症も増加しますので、予防への取り組みが必要です。

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